Online ショールーム

量子コンピューティング展 開催中

最先端研究分野で、エヌエフの技術が活用されています。

Topic 世界最大級の量子コンピュータカンファレンス
「Q2B Tokyo 2023」にて講演

7月に開催された米国QC Ware社主催「Q2B Tokyo 2023」にて、「量子コンピュータを支える低ノイズ技術」をテーマとして講演を行いました。

Q2B Tokyo 2023(QC WARE社YouTubeチャンネル)

講演動画はこちら

Topic 匠が語る「量子コンピューターの未来」

量子コンピュータ研究のリーダーとして活躍されている大阪大学 藤井 啓祐教授(基礎工学研究科/量子情報・量子生命研究センター副センター長)と弊社代表取締役会長 高橋 常夫、基礎技術研究センター長 渡辺 啓仁との対談が、電波新聞に掲載されました。

多量子ビット化の研究をサポート エヌエフの低雑音信号処理技術

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量子コンピュータ向け低雑音信号処理ソリューション

超伝導素子を用いた量子コンピュータシステムにおいて、素子の制御や信号検出を高精度に行うために必要な「低雑音システム」をご提案します。
マルチチャネルで、多量子ビットの評価にも対応可能です。

低雑音システムにより、

  • 素子特性のばらつきが低減
  • 多量子ビット化に対応

超電導磁束量子ビットの測定例

測定システム

大幅な低ノイズにより、従来システムと比べてアニーリング時間依存性を、顕著に見ることができます。

scientific reports ”Supplementary Materials for Factorization by Quantum Annealing Using Superconducting Flux Qubits Implementing a Multiplier Hamiltonian” より抜粋 (著者:才田 大輔)

量子ビット制御
低雑音信号源により素子(超電導デバイス)を精密制御して演算を行います。
磁場制御
低雑音直流電圧源により量子ビットの磁場を制御。極低音下の回路の駆動にも有用です。
雑音耐性強化
DUTホルダ
DUTホルダの先端に超電導デバイスを取り付け、液体ヘリウムのタンクに浸けることで極低音下で測定します。
信号増幅
多量子ビット素子からの微弱な信号をマルチチャネル増幅システムにより増幅します。

量子ビット制御用信号源

マルチチャネル低雑音任意波形発生システム

量子アニーリング方式コンピュータシステムにおいて、量子ビットを制御するための信号源です。1ユニットあたり16チャネルで、最大1024チャネルまでのシステムの構築が可能です。低雑音なので多量子ビットの制御に最適です。

  • 最大1024チャネルの差動同期出力、任意波形出力が可能(拡張可)
  • チャネルごとに任意の波形を設定可能
  • チャネル間スキュー 50ns以下
  • アナログ線形補間回路により、高いリニアリティを実現
  • 低雑音設計を追求
    • 差動信号出力によるコモンモード雑音の低減
    • 光通信(光ファイバ使用)を採用し、PC経由の雑音を遮断
    • 低雑音リニア電源の採用により、電源経由の雑音混入を低減
  • 最大1024chを制御するコントロールユニット、16chの任意波形発生ユニットおよび低雑音リニア方式電源ユニットを組み合わせてシステムアップ

相互作用制御用 直流電圧源

マルチチャネル精密低雑音直流電圧源

超低雑音・高精度・高安定なマルチチャネル低雑音直流電圧源です。
熱雑音が非常に小さい極低温下の回路駆動において、電源経由の雑音混入を低減できるので、ジョゼフソン パラメトリック アンプ(JPA)やHEMT アンプの駆動にも対応します。高精度・高安定出力は、量子ビットの磁場制御や素子特性のばらつき調整にも最適です。
1ユニットあたり16チャネルで、必要に応じて増設することにより、多チャネル電源システムの構築が可能です。

電圧源

  • 出力雑音電圧: 2μVrms(帯域幅 10Hz ~ 1MHz)
  • 出力電圧: 0 ~ +16.1V(ユニポーラ出力)/±10V(バイポーラ出力)
  • 設定分解能: 500μV(100μV対応可)
  • 設定確度: ±(0.03%+125μV)
  • 出力安定度: ±2ppm/℃ typ.
  • 出力電流: 各CHあたり最大15mA

電流源

  • 出力雑音電流: 0.01μAp-p(帯域幅 10kHz)
  • 出力電流: 0 ~ ±3mA(範囲変更可能)
  • 設定分解能: 100nA
  • 設定確度: ±(0.05%+80nA)
  • 出力安定度: ±3ppm/℃ typ.

1筐体で16チャネル
外部制御にて、チャネルごとに電圧/電流を設定可能

16チャネル電圧源

信号増幅用 低雑音増幅器

マルチチャネル低雑音増幅システム 詳細

低雑音・多チャネル・多機能のご要求に合わせて、最適なシステムを構築可能な信号増幅システムです。
世界最高レベルの低雑音性能を実現、高精度な計測をサポートします。
センサの種類に合わせて、差動入力(バイポーラ入力、FET入力)、シングルエンド入力(バイポーラ入力、FET入力)から選択いただけます。
1ユニットあたり4チャネルで、ユニットの増設により、多チャネル化に柔軟に対応します。

  • 低雑音: 1.3 nV/√Hz(バイポーラ入力)、2.5 nV/√Hz(FET入力)
  • 小型筐体で、多チャネルニーズに最適
  • 多機能
    • 入力結合方式切換: DC/AC
    • 入力モード選択: 差動/シングルエンド/GND
    • ローパスフィルタ設定: THRU(OFF)/LPF(ON)
    • 入力換算オフセット電圧: 調整範囲 ±100μV
    • アンプGND切換: FLOAT/EXTERNAL
8チャネル

ダウンコンバート後の信号処理に
小型化・多チャネル化に対応

  • 利得:40dB
  • 帯域:10MHz~450MHz
  • 雑音指数:1dB
  • 入力インピーダンス:50Ω

極低温下の低ノイズ計測

クライオスタット用 DUTホルダ

ジョゼフソン素子などの超伝導デバイスを液体ヘリウム(4.2K)などで冷却して測定するためのロッドです。
徹底したノイズ対策により、安定した測定・評価に対応します。

  • 信号ピン60ピン、差動で30信号(カスタム対応可能)
  • 特殊配線の採用により、コモンモード雑音を低減
  • 内部を3区画に分割してあるので、配線間のクロストークを抑制した活用が可能
  • 液面とDUTが水平で、DUTの温度が均一
  • スプリングプローブの採用により、安定したコンタクトを実現メンテナンスも容易
  • 水平器と筒状の目盛りにより、水平度と深さ方向を管理してロッド挿入が可能
  • 磁気シールド缶(強磁性材:パーマロイ)装着可能
  • 温度センサ内蔵(非磁性対応可能)
クライオスタット用 DUTホルダ

微小信号計測ソリューションコーナー
製品紹介

超低雑音増幅器 
SA-200シリーズ/SA-400シリーズ 詳細

マルチチャネル低雑音増幅システムのベースになった、低雑音増幅器シリーズ。

  • 世界最高水準の低雑音 0.25nV/√Hz(SA-251F6)
  • 周波数帯域、入力形式、入力インピーダンスによって11種類を用意
  • DC~最高500MHzまでカバー

ディジタルロックインアンプ 
LI5600シリーズ 詳細

雑音に埋もれた微少な繰り返し信号(交流)を検出。

  • 測定周波数 最高11MHz
  • 2周波数同時測定機能

精密低雑音直流電源 
LP6016-01/LP6016-01P 詳細

低雑音・低ドリフトで量子デバイスを安定制御します。
USB、LAN、RS-232インタフェースを備え、多チャネルのシステムアップに対応。

  • 超電導素子をはじめとする、各種高精度デバイスへの低雑音バイアス源として
  • 出力雑音電圧: 10μVrms(帯域幅 10Hz ~ 20MHz)
  • 出力安定度: ±10ppm/°C typ.

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