電源環境試験
交流電源を用いた各種試験
開発試作品の評価から出荷試験、最近では次世代エネルギーシステムの評価まで、
幅広い分野で交流電源を用いた試験が行われています。
- 低周波
イミュニティ試験 - 低周波
エミッション試験 - 系統連系認証試験
- 系統模擬電源
- 電波暗室用CVCF
- 電圧変動試験
- 突入電流試験
- デバイス駆動
- 電子部品評価
- 車載電装品評価
- モータ模擬
- インバータ模擬
- 充電器評価
- V2G/V2L 実証実験
これらの多様な試験に対応するのが、プログラマブル交流電源 DPシリーズです。
マルチ相1台で単相/単相3線/三相を切換え可能なモデルです。
- 1台3役
単相・単相3線・三相の電源を別々に揃える必要はありません。 - 容量ラインナップも豊富
単相・単相3線・三相の電源を別々に揃える必要はありません。 - 単相と多相(単相3線/三相)の出力端子を別々に装備しています
今は単相しか使用しないが、将来三相の試験を実施するかもしれない…
そんな時は、マルチ相モデルをご検討ください。
DPシリーズを使った試験の事例
業務用空調設備の電源環境試験
空調設備は、オフィスにおいて大きな電力を消費するため、環境保護の視点からも様々な試験が要求されています。
- 電源環境を安定化して、精密な電力消費の測定に
- カロリーメータの安定化電源として
- EMC試験の評価用電源として
- 海外需要に対応するため、仕向地の出力電圧や相に変換した評価試験
- 最大三相144kVAシステム構成が可能で、大型機器にも対応
EV・PHVの充電器の評価
EVやPHVの充電器は商用電源に接続されるため、電源環境試験が求められます。充電器自体の消費電力評価などに加えて、EV内蔵の蓄電池を用いたV2GやV2Lの検証も進んでいます。
- 電源環境を安定化して、確度の高い消費電力の測定に
- 安定した出力により、長時間の充電においても再現性の高い測定を実現
- EV内蔵蓄電池から系統への電力供給(逆潮流)に対応する“系統模擬電源”
電波暗室CVCF・データセンター向け電源の評価 ~大容量コンデンサ負荷に対しても安定~
電波暗室やシールドルームでは、商用ラインから混入するノイズを抑制するためにラインフィルタが装備されており、ラインフィルタには大容量コンデンサが使用されます。また、データセンター向け電源や太陽光発電システムなどの大型インバータにも大容量コンデンサが組み込まれています
- 容量性負荷、さらには誘導性負荷も安定して駆動
- 低ひずみかつ安定した出力により、再現性の高い測定結果
- 可変ピーク電流リミッタによる負荷の保護と合わせて、様々な負荷に対応
カタログ・資料ダウンロード
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