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技術情報:計測講座 

I/Vアンプ(電流/電圧変換増幅器)

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     6.温度ドリフト(温度安定度)

部品や回路の安定度を示す指標の一つに、温度安定度があります。これは文字通り、温度が変わった時に出力にどれだけ影響が出るかを示すものです。


プリアンプでは特に、オフセット電圧の温度変動(オフセットドリフト)が重視される場合があります。プリアンプのオフセット電圧が変動する理由としては、入力部に使用しているデバイス(トランジスタ)の特性が大きく関係します。
一般に、バイポーラトランジスタ入力はオフセットドリフトが小さく(約±1 μV/℃以下)、FET入力は逆に大きい(約±5~20 μV/℃)傾向があります。

 

 

表1は、弊社でラインナップしている主なプリアンプについてオフセットドリフトを整理したものです。バイポーラ入力の方が一桁以上も良好なオフセットドリフト特性を有しています。
温度が安定した場所でプリアンプを使うことが一番効果的ですが、温度変化の影響を小さくしたい場合にはバイポーラトランジスタ入力のプリアンプが有効です。

 

                     表1

型名

オフセットドリフト

入力デバイス

リンク SA-200F5

±0.2 μV/℃

バイポーラ

リンク SA-410F3

±0.2 μV/℃

バイポーラ

リンク CA-261F2

±0.3 μV/℃

バイポーラ

リンク CA-461F2

±0.3 μV/℃

バイポーラ

リンク CA-471F5

±5 μV/℃

FET

リンク 5307

±8 μV/℃

FET

リンク CA-271F5

±10 μV/℃

FET

リンク CA5360

±10 μV/℃

FET

 

 

 

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5.信号源インピーダンスに応じたプリアンプ選定

7.入力結合

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