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技術情報:計測講座 

I/Vアンプ(電流/電圧変換増幅器)

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     3. SAシリーズを使用する際のポイント

低雑音電源との組み合わせ

低雑音での測定環境を構築する際に、最後まで頭を悩ませるのが電源環境です。測定したい周波数帯が、商用電源とその高調波に被さる50 Hz~数 kHz帯の場合はフィルタで除去することも困難であり、あの手この手で対策を繰り返すことが多いです。                     

従来、そういった用途での最終手段は電池駆動でした。しかし、どんなに大容量の電池を持ってきても、いずれは交換や充電が必要です。電池から供給される電圧は使用中に少しずつ低下します。温度が変わると電圧変動も発生します。長期動作という観点からは安定性に欠ける手段と言えます。このため電池駆動による低雑音化は、あくまで短時間動作における解決策でしかありません。                      

当社ではこういった電源問題を解決するため、低雑音アプリケーションに特化した低雑音電源をご用意しております。

 

低雑音・高安定を極める

 

 

型名

品名

 

LP5392

低雑音直流電源

SAシリーズ駆動用にお奨め。

LP5394

駆動電源以外にも、基準バイアス源など0 Vから±15 Vまでのアプリケーションに。

 

ちなみに、どのくらい低雑音なのかというと、 "超低雑音アンプで増幅しないと雑音測定ができない"ほどです。

オシロスコープでそのまま雑音波形の観察を試みても、いわゆるリプル電圧は全く現れません。これほどの低雑音であるため、差動増幅回路の片入力(基準電圧源)やセンサの基準バイアス源などに直接活用することも可能です。

 

 

SAシリーズの出力終端について

SAシリーズのうち、入力が交流結合になっているシリーズ(SA-220F5やSA-420F5など)は、出力を50 Ω終端した時に利得46 dB(200倍)となるように設計されています。
また、利得以外の性能に関しても、50 Ω終端した時で規定しています。

入力が交流結合になっているSAシリーズの出力をオシロスコープなどの機器に接続される際は、必ず入力インピーダンスを50 Ωに設定してください。

50 Ωに設定ができない機器の場合は、市販の50 Ωターミネータを使用してください。1 MΩなどのハイインピーダンス入力の機器をそのまま繋いでしまうと、規定の性能(例えば周波数特性)が得られません。

 

 

 

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2.負帰還技術を応用した特長ある回路設計

 


 

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超低雑音増幅器 SAシリーズ

超低ノイズ・優れた安定度・広帯域の極微少信号検出用プリアンプ 

  • 低雑音
    負帰還技術を応用した当社独自の回路を採用
    SA-230F5:入力インピーダンス50Ωにおいてノイズフィギュア 0.6dB、入力換算雑音電圧 0.25nV/√Hz 
  • 広帯域
    DCを含む低周波 (SA-200F3/410F3) から100MHzを超える高周波・高速信号 (SA-220F5/230F5/430F5) まで、広い周波数帯域をカバー。
  • 信号源にあわせた入力形式
    シングルエンド(片線接地)入力、シングルエンドFET 入力、差動入力、差動FET 入力 
詳細   特設サイト