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技術情報:計測講座 

I/Vアンプ(電流/電圧変換増幅器)

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    2. 負帰還技術を応用した特長ある回路設計
SAシリーズは機種毎に様々な技術を集結して作られています。
例えばSA-230F5は入力インピーダンスが50 Ωでありながら、その入力換算雑音電圧密度は50 Ωの熱雑音よりも小さいという、一見すると物理現象を否定するような特長を有しています。しかし、SA-230F5は物理現象を超越した何かではなく、既存の物理(電気電子工学の)理論にしたがって設計されたものです。この低雑音を支えるための一角を担ったのが、アクティブ入力インピーダンスという設計技術です。(図1)

図1

Active Input Impedance

 

図1(a)は、一般的な入力インピーダンス50 Ωのアンプを単純化したものです。この方法だと、入力に接続した50 Ωの熱雑音が信号に混入して増幅されて出力されます。このため、雑音が存在しない理想アンプを使用しても50 Ω抵抗の熱雑音を下回ることは不可能です。
この50 Ωの壁を打ち破る技術が、図1(b)のアクティブ入力インピーダンス方式です。終端抵抗を取り払う代わりに負帰還抵抗で入力インピーダンスを作っています。
SA-230F5は利得200倍(46 dB)のアンプです。アクティブ入力インピーダンス方式により、50 Ω抵抗をそのまま使用した(a)と比べて熱雑音の影響を1/10以下まで圧縮しています。
入力インピーダンス50 Ωを保ちつつ、50 Ωの熱雑音より小さな入力換算雑音電圧密度を達成するには、このアクティブ入力インピーダンスの技術は必要不可欠です。

 

 

 

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1.圧倒的な低雑音特性

3.SAシリーズを使用する際のポイント

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    負帰還技術を応用した当社独自の回路を採用
    SA-230F5:入力インピーダンス50Ωにおいてノイズフィギュア 0.6dB、入力換算雑音電圧 0.25nV/√Hz 
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    DCを含む低周波 (SA-200F3/410F3) から100MHzを超える高周波・高速信号 (SA-220F5/230F5/430F5) まで、広い周波数帯域をカバー。
  • 信号源にあわせた入力形式
    シングルエンド(片線接地)入力、シングルエンドFET 入力、差動入力、差動FET 入力 
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