株式会社エヌエフ回路設計ブロック
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技術情報:計測お役立ち情報

プリアンプとフィルタの使い方

4次系フィルタの製作

それでは、エヌエフのフィルタモジュールを使って、複雑な回路を簡単に製作してみましょう。
ここでは、通常設計が大変な上、調整にも時間がかかる4次系フィルタを例として取り上げます。

 

抵抗同調フィルタ SR-4BL2を使って、遮断周波数1kHzのローパスフィルタを製作します。
抵抗は、E96シリーズを使用します。

 

1. まず、抵抗値を求めます。

 

式 ―――――  (1)
     
 ただし、Rf:抵抗値、fc:遮断周波数    
     
式    

 

抵抗E96シリーズ(精度±1%)の公称抵抗値は以下の表の通りです。

100 127 162 205 261 332 422 536 681 866
102 130 165 210 267 340 432 549 698 887
105 133 169 215 274 348 442 562 715 909
107 137 174 221 280 357 453 576 732 931
110 140 178 226 287 365 464 590 750 953
113 143 182 232 294 374 475 604 768 976
115 147 187 237 301 383 487 619 787  
118 150 191 243 309 392 499 634 806  
121 154 196 249 316 402 511 649 825  
124 158 200 255 324 412 523 665 845  

159kΩに一番近い値は、158kΩとなります。したがって、設定された遮断周波数は(1)式から、

 

式
 

となります。

 

2. それでは、1で求めた抵抗を取り付けてみましょう。 

図
 

3. 次に電源の線を接続します。 

図
 

4. バイパスコンデンサを取り付けます。フィルタのピンのすぐそばに取りつけてください。
セラミックコンデンサをご使用ください。 

図
C:0.1μF

 

これで完成です。入出力を接続して電源を入れれば、動作します。