技術情報:計測お役立ち情報
普通の広帯域の増幅器では出力インピーダンスが50Ωとなっているので、電力伝送路でインピーダンスマッチングが必要になると思われがちです。しかし、実際には信号の波長に対してケーブルの長さが無視できる場合であれば、インピーダンスマッチングは不要です。
1MHzで考えると、その波長は空気中で300m、同軸ケーブル内では約200mです。通常使われる1m程度の同軸ケーブルでは、十分無視できると考えられる範囲です。
(図H)
図H 一波長200mの正弦波に対する1mの大きさ
インピーダンスが存在するとそこで電力が消費されますので、不要なインピーダンスマッチングは、増幅器の出力電力を無駄に浪費することになります。 (図J)
図J インピーダンスが存在する場合の電力の消費