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1番目の方法は、試料に加わる実効値電圧をDFTで求めて振幅制御を行うので、目標電圧になるまでに数回の測定を要する。2番目の方法は、試料に加わる電圧波形そのものが元の正弦波と一致するように制御を行うので、瞬時に目標電圧が試料に印加される。大量に生産される積層セラミックコンデンサのように測定時間(タクトタイム)が重視される場合は、後者の方が有利である。( DFT(離散フーリエ変換) )
1番目の方法(実効値電圧を制御)は汎用LCRメータZM2371/ZM2372で、2番目の方法(波形瞬時電圧を制御)はCメータZM2314で採用されているALCの構成である。なお、ZM2371/ZM2372には、電圧一定(Constant Voltage,CV)の他、試料の実効値電流を一定にする定電流(Constant Current,CC)機能も装備されている。フィードバックする要素を電圧から電流に切り替えることで、定電流動作を実現している。
なお、ALCで実際に設定できる振幅値の上限は、発振器の出力できる最大振幅が試料のインピーダンスと出力インピーダンスで分割された値である。ALCオフの時に設定できる最大振幅が、ALCオン時にも常に出力できるわけではない(振幅制御できるわけではない)ことに注意が必要である。
また、周波数特性分析器 FRA5097やFRA5087に装備されている振幅圧縮機能(Amplitude Compression)も、DFT演算で求めた実効値電圧が設定された振幅になるよう、内蔵発振器の大きさを自動調整する機能である。
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