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商用電源は、落雷などの影響により電圧が低下したり、停電したりする場合がある。
電源電圧の一時的な低下や停電によって、機器類に悪影響が及ぶことがないかを試験する方法が、IEC 61000-4-11:2004(電圧ディップ、短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ規格)で規定されている。
IEC 61000-4-11:2004では、各現象を以下のように定めている。
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電圧ディップ(Voltage Dips) |
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電力供給システムのある地点において発生し、短時間で復帰する、規定の電圧ディップしきい値以下への突然の電圧低下。
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短時間停電(Short Interruption) |
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電力供給システムのある地点において発生し、短時間で復帰する、規定の短時間停電しきい値以下へのすべての相の突然の電圧低下。 |
いずれの現象も、ほとんどの場合、送電システムに備えられた各種保護機能の働きにより、短い時間で復旧する。
電圧ディップと短時間停電のちがいは、商用電源に生じた障害の影響により、送電システムに備えられた遮断機が動作したかどうかである。
遮断器が動作すると、停電は全ての相に及び、復帰に要する時間も長くなる。これが短時間停電である。
一方、障害が瞬時に消失して遮断器が動作せず、短ければ半周期、長くても数十周期で電圧が復旧するのが、電圧ディップである。
IEC規格が規定する試験時間の一例を示す。
電圧ディップの場合、「0%(0.5周期)」「0%(1周期)」「70%(0.5秒)」(クラス2・50Hzの場合)の各現象を被試験器に与える。短時間停電の場合は「0%(5秒)」を同様に与える(クラス2、クラス3の場合)。
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