|
技術情報
実効値検波
|
|
|
|
| 実効値とは、同じ値の直流と同等の熱エネルギーをもたらす交流の値のことである。図1において、 このとき、IacはIdcと等しい値の実効値である。 このとき、VacはVdcと等しい値の実効値である。 数式で表すと、瞬時値の二乗平均の平方根(root-mean-square:rms)であるから 真の実効値検波は、大別して演算方式と熱変換方式とがある。演算方式は、数式どおりに演算回路を構成したものである。 熱変換方式は、ヒータと熱電対を二組用意し、片方に交流電圧、他方に直流電圧を印加する。ヒータと熱電対の特性がそろっていれば、二組の熱起電力が等しいとき、直流電圧の値が交流電圧の実効値となる。これを自動化した回路が図2である。 |
図1 実効値の定義
図2 熱変換方式の実効値検波回路 |
|---|
|
現在、市販されている中級以上のディジタルマルチメータの交流測定は、演算方式によって実効値で測定ができます(カタログに真の実効値AC測定と明記されているもの)。
|
||