ニュースリリース

積層セラミックコンデンサ、磁性材料や圧電素子を安定駆動する
高速バイポーラ電源「HSA42011」を発売

2020/7/7発表

 

 

株式会社エヌエフ回路設計ブロック(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長:高橋常夫、以下、エヌエフ回路)は、高速バイポーラ電源「HSA42011」を発売しました。

エヌエフ回路では、電源機器分野において「交流電源」「直流電源」「電子負荷装置」「電力増幅器」「電力用試験機器」など、豊富な製品ラインナップを取り揃えています。
「高速バイポーラ電源」は、高速・広帯域で、電圧・電流を正負自在に出力できる4象限動作*1により、一般的な電源や増幅器では駆動できない試験対象を安定駆動可能な電力増幅器です。
新製品「HSA42011」は、高速応答かつ高スルーレート*2性能により、高速の繰り返し現象や過渡現象も、良好なステップレスポンスで忠実に再現します。一般に容量性負荷や誘導性負荷は、電源の出力インピーダンスの影響で立ち上がりが遅くなりますが、本製品は全帯域にわたって低い出力インピーダンスを保ち、負荷の接続によって起こる電圧降下を最小限に抑えて高速性能を発揮します。さらに、直流から出力できるので正負非対称な信号や直流に交流を重畳する用途にも対応します。
利得は1倍から50倍で、微調整器により1倍から3倍まで可変できるので、最大150倍の設定が可能です。また、保護機能を搭載し、過負荷、過電圧、内部の電源や冷却ファンの異常などを検出します。

小型化・大容量化が進み、車載向けをはじめ需要が拡大する積層セラミックコンデンサ、レアアースレスの磁性材料として高周波用途が広がっている圧粉磁心*3、さらに圧電素子や超音波モータといった容量性負荷・誘導性負荷をさまざまな条件を模擬して駆動し、評価することができます。また、スマートフォンのメモリ等の誤動作を検証するため、直流にノイズ(交流)を重畳した試験が可能です。
さらに、超音波診断装置や「誘電泳動*4」と呼ばれる現象を利用した細胞分離や微生物・ウィルスの検出など、医療・バイオ分野でも広く活用いただけます。

 

型名 品名 価格(税抜) 発売開始日
HSA42011 高速バイポーラ電源 ¥599,000 2020年7月3日


HSA42011主な特長

・周波数特性:DC~1MHz
・出力電圧:150 Vp-p
・出力電流:3 Ap-p
・スルーレート:475 V/µs
・4象限出力
・低出力インピーダンス
・利得設定:固定 x1、x10、x20、x50、可変 x1~x3
・出力極性切換、出力DCオフセット調整、出力DCバイアス設定機能搭載
・保護機能(過負荷、過電圧、内部電源異常、内部温度異常、冷却ファン異常)

 


HSA42011

 高速バイポーラ電源 HSA42011

 


*1 4象限動作:電圧、電流のプラス/マイナス領域において、いずれの組み合わせでも動作可能なこと
*2 スルーレート:立ち上がり/立ち下がり時間が0秒の理想方形波を入力したときの出力方形波が、1µsの間に変化する電圧
*3 圧粉磁心:絶縁被覆された磁性粒子をプレス成形して作製する材料
*4 誘電泳動:不均一電場における粒子と周辺媒質の誘電率・電場勾配により、粒子が泳動する現象

 

株式会社エヌエフ回路設計ブロックについて

1959年設立。高精度なアナログ制御技術をはじめとする独創技術をベースに、電子計測制御・電源システム・電子デバイス・応用システムの4つの事業領域を展開し、最先端研究分野をはじめとする幅広い分野で高度な計測・制御ソリューションを提供。社名の由来は回路の安定性と高性能を実現する「ネガティブフィードバック」技術の略称から。(東証JASDAQ上場 証券コード:6864)
URL:https://www.nfcorp.co.jp/

 

製品に関するお問い合わせ

株式会社エヌエフ回路設計ブロック
市場開発営業部
TEL: 0120-545838(フリーダイヤル)
E-mail:salespromo@nfcorp.co.jp
製品情報ページ:www.nfcorp.co.jp/pro/ps/p-amp/bipolar/hsa_s/index.html

 

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株式会社エヌエフ回路設計ブロック
グループ情報流通室 IT広報グループ
E-mail:press@nfcorp.co.jp