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オプション紹介 - ハイパワーインピーダンス測定アダプタ

pa--0001-1841

ハイパワーインピーダンス測定アダプタとは

高電圧の測定信号を使って測定ができることは、ZGA の特徴の一つです。ZGA本体が生成する測定信号は、最大 10V  ですので、高電圧での測定を行うためには、高速バイポーラ電源 HSA シリーズなどの電力増幅器を使って、高電圧の信号を生成します。

ハイパワーインピーダンス測定アダプタ (PA-001-1840 および PA-001-1841) は、高電圧信号 (最大250 Vrms) を使った測定をするためのアダプタです。これらのアダプタには内部に抵抗が入っていますので、測定結果の電圧値を簡単に電流値に読み替えることができます。

概説

ハイパワーインピーダンス測定アダプタには、定格測定電流が異なる以下の2つのタイプがあります。

  • PA-001-1840 : 1 Arms (1 Ω)
  • PA-001-1841 : 0.1 Arms (100 Ω)

試料のインピーダンスの大小や測定電流に応じて、適切なアダプタを選択します。

ZGA の設定方法

電力増幅器およびハイパワーインピーダンスアダプタを使って測定を行うときには、ZGA の設定を正しく行う必要があります。ここでは、ZGA の設定方法を説明します。

電力増幅器の増幅率の設定

電力増幅器を使って、測定信号を増幅するときには、ZGA画面の設定エリアにある、「外部アンプ利得」の値を増幅率に応じて変更します。増幅率を10倍にするときには、外部アンプ利得を 10.0 に設定してください。

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ハイパワーインピーダンスアダプタの設定

ハイパワーインピーダンスアダプタを使うときには、ZGA画面の設定エリアにある、「CH2係数」の値をアダプタの種類に応じて変更します。

  • PA-001-1840 は、内部に入っているシャント抵抗が 1Ω なので、CH2係数には、"1.00" を設定します。
  • PA-001-1841 は、内部に入っているシャント抵抗が 100オームなので、CH2係数には、"0.01"  (1/100) を設定します。

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動作原理

発振器出力は,高速バイポーラ電源HSAシリーズ(別売り)などの電力増幅器で増幅されて試料 DUT と本アダプタ内部のシャント抵抗 Rsh に直列に接続されます。

分析器の CH1 はDUTとシャント抵抗Rshの両端に,CH2 はシャント抵抗Rshの両端に接続されます。このため,CH1 にはDUTとシャント抵抗Rshの両端の電圧V1が,CH2 には DUT に流れる電流に比例した電圧 V2 が入力されます。

ZGA で電圧比 (V1 / V2) を求めて,比例定数Rshを乗じることによって,DUT (とシャント抵抗Rshの直列) のインピーダンスを測定することができます。

ZGA のショート補正機能を使用すれば,シャント抵抗 Rsh の影響を除いた DUT のみのインピーダンス特性を得ることができます。

 


動作原理

図1 動作原理

▲画像をクリックすると拡大します。

 

本アダプタに接続して使用できる電力増幅器の例を以下に示します。何れも別売りです。別途お求めください。

 

品名 型名 型名
高速バイポーラ電源 HSA シリーズ

最大DC~10MHz,±150V

バイポーラ電源 BP シリーズ

DC~150kHz,±60V

プログラマブル交流電源 EC10000S (*1)

DC~550Hz,最大270Vrms

*1 : 外部入力モードに設定して電力増幅器として使用した場合

接続図

図2は、最も一般的な接続方法です。電力増幅器の機能や測定対象によっては、最適な接続方法が異なることがあります。


ZGA および電力増幅器との接続図

図2 : ZGA および電力増幅器との接続図

▲画像をクリックすると拡大します。

 


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