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オプション紹介 - テストフィクスチャ用変換アダプタ

pa-001-1838

テストフィクスチャ用変換アダプタとは

テストフィクスチャ用変換アダプタは、ZGA に LCR メータ用テストフィクスチャを接続して、電子部品などのインピーダンスの周波数特性を簡易的に測定するためのアダプタです。

BNC コネクタが4つ装備されている、2端子接続あるひは4端子接続の LCR メータ用のテストフィクスチャを接続することができます。市販のフィクスチャを使うこともできますので、測定する試料に対応しているフィクスチャを使って、簡単に測定を行うことができます。

テストフィクスチャ用の変換アダプタには、内蔵している電流検出用シャント抵抗が異なる2つの機種 (PA-001-1838 (1Ω)、PA-001-1839(100Ω)) がありますので、試料のインピーダンスの大小に応じて選択してください。

接続方法

本アダプタを ZGA に接続するときは、次の手順で行います。取り外しは逆順で行います。

(1)本アダプタの筐体接地端子と分析器の筐体接地端子を、付属の筐体接続用ケーブルで確実に接続します。

(2)本アダプタの3つの BNC コネクタ (OSC,CH1,CH2) と分析器のフロントパネルの BNC コネクタを、付属の3本の BNC-BNC ケーブルで接続します。同じ信号端子名同士を接続します。ケーブルに、無理なねじれや曲げなどストレスが加わらないようにご注意ください。

(3)使用するテストフィクスチャを,本アダプタの4つのBNCコネクタに接続します。


ZGAへの接続

図1 ZGAへの接続

▲画像をクリックすると拡大します。

同梱の変換アダプタ取付台は、本アダプタやテストフィクスチャを安定させるときに使用します。また、使用するテストフィクスチャの底面で、作業机を傷つけてしまうことも防げます。


変換アダプタ取付台への装着

図2 変換アダプタ取付台への装着

▲画像をクリックすると拡大します。

ZGAの画面での設定

テストフィクスチャ用変換アダプタを使用してインピーダンス測定を行うときには、以下の設定を ZGA で行う必要があります。

入力重み付け係数の設定

テストフィクスチャ用変換アダプタのシャント抵抗値に応じて、設定エリアにある「CH2係数」を設定します。

  • PA-001-1838 の内部のシャント抵抗は1Ωです。CH2 係数には、1.00 を設定します。
  • PA-001-1839 の内部のシャント抵抗は100Ωです。CH2 係数には、0.01 (1/100) を設定します。
CH2

動作原理

発振器出力は、試料 DUT と本アダプタ内部のシャント抵抗 Rsh に直列に接続されます。ZGAの CH1 は DUT とシャント抵抗 Rsh の両端に、CH2 はシャント抵抗 Rsh の両端に接続されます。このため、CH1  には DUT とシャント抵抗 Rsh の両端の電圧 V1 が、CH2 には DUT に流れる電流に比例した電圧 V2 が入力されます。ZGAで電圧比 (V1/V2) を求めて,比例定数 Rsh を乗じることによって,DUT (とシャント抵抗 Rsh の 直列) のインピーダンスを測定することができます。ZGA のショート補正機能を使用すれば,シャント抵抗 Rsh の影響を除いた DUT のみのインピーダンス特性を得ることができます。

 pa-001-1838 fig1

図3 動作原理

テストフィクスチャ用変換アダプタに接続して使用できるテストフィクスチャの例(別売)を以下に示します。

 

品名 型名 特長

直結型テストフィクスチャ

2323A

部品のリードを直接挿入して測定

3端子ワニ口クリップテストリード

ZM2391

インピーダンスが高い部品の測定に好適

チップ部品用テストリード

2326A

表面実装用チップ部品の測定用

チップテストフィクスチャ

ZM2393

表面実装用チップ部品の測定用

テストフィクスチャ用変換アダプタの内部は2端子接続になっています。4端子接続用のテストフィクスチャを接続しても、測定は2端子接続で行われます。

 


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